住みながらいつかやりたかったことを試せる
コクヨが手がける?生活実験型集合住宅

2023年8月のオープンを目指して、入居者募集を行っている「THE CAMPUS FLATS Togoshi」は、「いつかやりたかったことを気軽に試すことができる」生活実験型集合住宅。

手がけるのは「コクヨ」。コクヨと言えば、自分も愛用しているCampusノートはじめ文房具や事務機器のメーカーというイメージがあるかと思うが、オフィス家具やオフィスの企画に始まり、空間創造的事業で昨今、なかなか攻めている。

今回、副業や学び直しなど、自己実現のために時間を使う人が増える中、住居に求められる機能の変化に応える形で初めて手掛けることになった集合住宅が全39戸の「THE CAMPUS FLATS Togoshi」。場所は、東急大井町線「戸越公園」徒歩3分ほか３線が利用できる便利な場所だ。

やってみたことを試せるスタジオ
クラスやイベントも開催

まず、最大の特徴は、いつかやりたかったことを気軽に試すことができる、大小様々なプロ仕様の「スタジオ」が設置されていること。

入居者も利用料はかかるが、1日単位で自分だけのお店を開店できる飲食店営業許可付きの「スナック」や、ヨガ講師としてレッスンも開催できる「フィットネス」など、計8つの「スタジオ」を施設内に設置している。

スタジオでは、参加も主催もできるクラス・イベントが開催され、主催クラスの参加費で収入を得るのもOK。施設専任のコミュニティマネージャーと運営チームがサポートもする。

全39戸（11.6㎡～25.4㎡）、入居期間は3ヶ月から。SOHO利用や登記も可能で、ライフスタイルに合わせて居室タイプと入居期間を選べる。

家賃7.7万円から入居可能 (家賃は変更の可能性もある。別途、管理費等も必要）。全居室に2022年にグッドデザイン賞を受賞したACTUSの「good eighty％（グッドエイティーパーセント）」の家具が付属し、インテリアの監修も同ブランドが務める。

充実した共用設備が特徴で、1Fには、“ワンハンド”フードスタンドがオープンし、ピザトーストやコーヒーを提供予定。

調理家電やキッチン、ランドリー等、日常生活に欠かせない設備だけでなく、サウナ、ルーフトップなど非日常を楽しめるスペースも設置。誰もが安心して暮らせるよう女性専用のシャワーブース、ランドリースペースも完備。キッチンや洗濯機などを共用部の設備を利用することで、自由度の高い居住空間をつくれる。

居室タイプは、「広さ」「トイレ・シャワー」の有無などで5タイプだが、一番シンプルなワンルーム（11.6㎡）は、水回りは洗面台（スロップシンク型）のみ。

つまりトイレもシャワーもない。ベッド・収納庫・デスク＆チェア・カーテン・照明・デスクライト・冷蔵庫・エアコンはある。初期費用は賃料２ヶ月分のみで、WiFiは無料。スマートロックを採用している。入居には、オンラインでの個別面接、保証会社審査がある。

住居兼事務所？２拠点のベース？「共用部分でうまくシェアをしながら、『スタジオ』を使いこなして『やってみたかったこと』を自己実現してみる」というフレキシブルなライフスタイル向け。この実験型集合住宅の使いこなされ方をまた取材してみたい。

参考元：【コクヨが手がける生活実験型集合住宅、8月にオープン。8つのスタジオと共用設備?がポイント|不動産投資の健美家 (kenbiya.com)】

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